御刀のことを知ってる方は 読めるとおもうのですが…
「卸し鉄」
「おろしがね」と読みます

いわゆる自家製鉄です

刀の材料として「玉鋼」をつかいます
この玉鋼だけで 刀をつくることも もちろんできますが 夫は「卸し鉄」でつくった鉄で刀を打ちます

数日前の「卸し鉄」の様子です
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こちらが出来上がったものです
ここから御刀づくりがはじまります
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「卸し鉄」は 夫がつくりたい御刀には 欠かせない行程なんです

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「卸し鉄」につかう材料はこのようなものです
玉鋼はもちろん 刀や古釘などから生みだします

刀をつくる行程は 知らない者にはとても興味深いものです
いろいろとご紹介したいです



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by chaichaichai3 | 2015-11-19 13:03 | 刀づくりの行程 | Comments(0)

刀づくりの行程②

玉鋼(タマハガネ)の紹介から しばらく経ちました・・
材料である玉鋼からの次のステップは「積み沸かし」です

まず 玉鋼をホド(炉)で赤めて崩れないように叩いて薄く叩き延ばします
煎餅のようにするわけです
それに焼入れをし小割りにしていきます

小割りにしたものは 割れにくいもの(炭素量の少なく不純物を含んでいるもの)と割れやすいもの(割れ目がきれいな炭素量の多いもの)に分けます
割れにくいものは「心鉄(しんがね)」割れやすいものは「皮鉄(かわがね)」として使用します
やわらかい鉄と硬い鉄を使い分けることで折れにくく丈夫な刀をつくることができます
そのため 分けて鍛接してゆくわけです

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分けたものを写真のようにテコ棒の先に積んでゆきます
それを半紙で崩れないように保護し アク(わら灰)をつけて泥をかけホドのなかで 松炭を使いゆっくりと沸かしてゆきます
温度は1300度くらい
叩いて鍛接し ひとまとめにしてゆきます

この作業を積み沸かしといいます
崩さないように慎重に進めてゆきます
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by chaichaichai3 | 2011-12-15 21:12 | 刀づくりの行程 | Comments(0)

刀づくりの行程①

出産やらで延び延びになっていましたが 夫の製作した見本をのせつつ 刀づくりの行程をご紹介しようとおもいます!
ですが なにぶん刀のことは素人のワタシが書くものですので勉強不足で満足なご紹介はできません。。(勉強を兼ねて書こうとおもいます!刀に詳しい方にはお粗末な内容かもしれません・・お許しを。。)
ご質問などございましたら 夫に聞いてお答えしますのでコメントででもどうぞ☆

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刀は鑑賞するための美術品となった現在でも 使うものとしても充分な造りで製作されています
ですので その行程はとても面白いです
よく考えられているなあと感動してしまいます!

そして鑑賞するための美しいものとしても とてもこだわってつくられています
刃文やその他のたくさんの見所があり それを産み出すための創意工夫もとても面白いです

今日はまずは材料になるものから
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玉鋼(タマハガネ)です

いん石みたいでしょう?
こぶしくらいの大きさでズッシリしています
いろんな色が含まれていてキラキラときれい
オレンジやブルー・・

この玉鋼は「たたら製鉄」という製法で砂鉄からつくられたものです
たたら製鉄というのは日本古来の製鉄方法です
ジブリの「もののけ姫」なんかでその様子が出てきたりしてました
ビデオでその様子を見せてもらったことがあるのですが このたたら製鉄もとても面白いものでした
何日も夜どおし火を見守りながらの仕事です

刀づくりはこの玉鋼からはじまります
手に入れることも今では簡単ではない 貴重な刀の材料です

そのほか「おろしがね」といって 古い釘や古い刀などから刀鍛冶が製鉄したものを使うこともあります
いわゆるエコ的な材料ですね
再生させて新しい刀を産み出します
これはこれで 色々な効果があるそうです
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by chaichaichai3 | 2011-11-18 22:25 | 刀づくりの行程 | Comments(0)